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計算ツール:利益率とマークアップ率

ある店がマグカップを800円で仕入れ、1,000円で売るとします。もうけは200円ですが、これは何パーセントでしょうか。答えは、何をもとにするかで変わります。利益率は、利益が売値に対してどれだけの割合かを表し、ここでは 200÷1000=20%です。マークアップ率は、利益が仕入れ値に対してどれだけの割合かを表し、200÷800=25%です。どちらも同じ200円の利益で、もとにする量が違うだけです。

この二つはよく混同され、実際の商売では損につながります。利益率を25%にしたいのに仕入れ値に25%を上乗せすると、実際の利益率は20%にしかなりません。仕入れ値は売値より小さいので、マークアップ率は必ず利益率より大きくなります。小売業でいう「値入率」はふつう売値をもとにした割合で、仕入れ値をもとにする場合もあるので、どちらの意味かに注意しましょう。

仕入れ値と売値は、税込か税抜のどちらかにそろえて入力してください。

利益200円は、売値の20%ですが、仕入れ値の25%です。

計算のしくみ

この計算ツールは、次の式で計算します。

利益率=p−np⋅100 %マークアップ率=p−nn⋅100 %

ここで、n は仕入れ値、p は売値です。

利益は売値と仕入れ値の差で、1000 − 800 = 200 円です。利益を売値で割ると、利益率が求められます。

2001000=0.2=20 %

利益を仕入れ値で割ると、マークアップ率が求められます。

200800=0.25=25 %

価格がわからなくても、二つの値は互いに換算できます。利益率20%なら、売上100円のうち80円が仕入れ値、20円が利益です。20÷80 で、マークアップ率は25%になります。利益率50%はマークアップ率100%、つまり仕入れ値の2倍で売ることにあたります。利益率が100%になることはありません。そうなるには、商品をただで仕入れなければならないからです。

章: 計算ツール:複利, 計算ツール:ローンと住宅ローンの返済額, 計算ツール:月ごとの利率と実効年利, 計算ツール:お金が2倍になるまでの年数, 計算ツール:利益率とマークアップ率