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空間の直線の方程式

これまでの記事では、平面上の直線を式で表す方法を扱いました。この記事では、空間の直線を式で表す方法を見ていきます。

空間の直線の媒介変数表示

平面上の直線の媒介変数表示では、直線 p が通る点 A と方向ベクトル u→ があれば、この直線 p 上のどの点 X も次のように表せることを説明しました。

X=A+t⋅u→,t∈R.

数 t を媒介変数といいます。この式から、おなじみの次の連立方程式が得られます。

x=a1+t⋅u1y=a2+t⋅u2

図を見てみましょう。

直線 p と方向ベクトル u⃗

点 A に方向ベクトル u→ の t 倍を足すと、点 B が得られます。直線上のほかの点も、すべて同じようにして得られます。

この考え方は、空間で考える場合にもそのまま使えます。空間でも、直線 p は、その直線が通る点 A と方向ベクトル u→ で決まり、この直線上のどの点 X についても次の式が成り立ちます。

X=A+t⋅u→,t∈R.

まったく同じ式が得られました。違うのは、空間で考えているので、点 X と A の座標が2つではなく3つになり、方向ベクトル u→ の成分も3つになることだけです。そのため、この式からは2つではなく3つの方程式からなる連立方程式が得られます。

x=a1+t⋅u1,y=a2+t⋅u2,z=a3+t⋅u3,

ここで x, y, z は直線上のどこかにある点 X(x, y, z) の座標、u→=(u1,u2,u3) は方向ベクトル、A(a1, a2, a3) はこの直線が通る空間の点です。

章: 直線の媒介変数表示, 直線の方程式の一般形, 直線の法線ベクトル, 傾きと切片を使った直線の方程式, 空間の直線の方程式