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計算ツール:重複組合せ

アイスクリーム店に8種類の味があり、3段重ねのアイスを注文するとします。3つとも違う味にしても、チョコレート2つとピスタチオ1つにしても、バニラを3つにしてもかまいません。順番は関係なく、チョコレートがいちばん上にあっても同じアイスです。選び方は何通りあるでしょうか。これを数えるのが重複組合せです。同じ種類を何回選んでもよいとき、n 種類の中から k 個を選ぶ方法が何通りあるかを表します。

同じ種類をくり返して選べないときは、ふつうの組合せなので、組合せの数の計算ツールで求められます。

8+3−1C3 = 120

計算のしくみ

計算ツールは、次の公式で計算します。

nHk=n+k−1Ck

8種類の味から3つを選ぶことを、3個の○と、味を区切る7本の仕切り|を1列に並べることと考えます。1本目の仕切りより前の○はバニラ、1本目と2本目の仕切りの間の○はチョコレート、というように決めます。アイスの選び方1つ1つが、○と|の並べ方1つ1つに対応します。そのため、全部で10か所のうち、○を置く3か所を選ぶ方法の数を求めればよいことになります。

8H3=8+3−1C3=10C3=10⋅9⋅83⋅2⋅1=120

8種類の味から3段重ねのアイスをつくる方法は、120通りです。遠足の飲み物を買う例を使ったくわしい導き方は、重複組合せの記事で説明しています。

章: 計算ツール:組合せの数, 計算ツール:重複順列, 計算ツール:同じものを含む順列, 計算ツール:重複組合せ, 計算ツール:くじで当たる確率, 計算ツール:誕生日のパラドックス, 計算ツール:少なくとも1回起こる確率, 計算ツール:二項分布