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三角関数のグラフ

三角関数のグラフは、自然界にもよく現れます。ここでは、その基本的な形と、関数に入れる式によってグラフがどう変わるかを見ていきます。

サインのグラフ

サインの基本的なグラフは次のとおりです。 サインのグラフ(正弦曲線)

サインに入れる式を変えると、どうなるでしょうか。たとえば、x のかわりに 2x を入れたらどうでしょう。周期が短くなり、曲線はより速く「振動」します。逆に、x/2 を入れると、曲線は横に引きのばされ、周期が長くなります。次の図にまとめました。わかりやすくするために、もとの関数 sin(x) もかいてあります。

関数 sin(2x) と sin(x/2) のグラフ

一方、サインの値そのものを2倍すると、曲線の山の高さも谷の深さもどこでも2倍になるだけです。値を2で割った場合も同様です。これも図で見てみましょう。

関数 2sin(x) と sin(x)/2 のグラフ

コサインのグラフ

コサインの基本的なグラフは次のとおりです。

関数 cos(x) のグラフ(余弦曲線)

入れる式を変えると、コサインのグラフもサインのグラフと同じように変わります。

関数 cos(2x) と cos(x/2) のグラフ

値を2倍したり2で割ったりしたときのグラフの変わり方も、まったく同じです。

関数 2cos(x) と cos(x)/2 のグラフ

タンジェントのグラフ

タンジェントの基本的なグラフは次のとおりです。 タンジェントのグラフ

入れる式を 2x に変えると、周期が短くなり、グラフは横に縮みます。逆に、x/2 に変えると、グラフは横に広がります。

関数 tan(2x) と tan(x/2) のグラフ

値を2倍するとグラフは「まっすぐ」に近づき、2で割るとより丸みをおびた形になります。

関数 2tan(x) と tan(x)/2 のグラフ

章: 三角比, 単位円, 逆三角関数, サイン、コサイン、タンジェント、コタンジェントの性質, 三角関数の公式, 三角関数のグラフ, 正弦定理と余弦定理