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利息

利息とは、だれかに何かを貸したことへのお礼です。理屈の上では利息は何でもかまいませんが、実際にはお金の話になります。利息の大きさは、利率と期間によって決まり、貸したお金をもとに計算します。

利息とは

お金持ちの大輝おじさんが、2,000万円を貸してくれたとしましょう。この2,000万円は好きなように使ってかまいませんが、1年以内に、10%多い2,200万円をおじさんに返さなければなりません。1年以内に返せなければ、借りている金額は、その後1年ごとにさらに10%ずつ増えていきます。この簡単な例を使って、基本的な用語を説明します。

  • 大輝おじさんを、貸し手(債権者)といいます。貸し手はお金を貸し、それが返ってくることを信じています。
  • お金を借りた側は、借り手(債務者)になります。大輝おじさんにお金を借りていて、期限までに返せることを願っています。
  • 借りている金額(借入残高、または元金)は、貸し手が借り手に貸したお金の額です。借りている金額は、時間とともに減ることも増えることもあります。大輝おじさんの話では、2,000万円です。
  • 利息は、大輝おじさんが余分に受け取る金額です。1年以内にお金を返せば、利息は200万円です。
  • 利率は、ふつう、借りている金額が時間とともにどれだけ増えるかをパーセントで表したものです。大輝おじさんは、利率を10%に決めました。
  • 期間は、利息がどれくらいの間隔でつくかを決めます。1年のことが多いですが、1か月や3か月のように短いこともあります。大輝おじさんはなかなか親切で、期間を1年にしてくれました。

利息の計算のしかた

たいていは、利息の額を計算して、どの借り入れ(あるいは逆に、どの預金)がいちばん得かを比べたいでしょう。それには何が必要でしょうか。借りている金額、利率、そして利息を計算しなおす期間を知っている必要があります。まず、1期間たったあと(1年なら1年後)の利息を計算してみます。

利息=元金⋅利率100

利率はパーセントで書きます。これで、1年後、つまり1回の計算のあとの利息がわかります。大輝おじさんの例で計算してみましょう。借りている金額は2,000万円、利率は10%です。

利息=元金⋅利率100=20,000,000⋅10100=2,000,000

この利息は、ふつう借りている金額にたされ、1年後の次の計算では、そのぶん利息が大きくなります。つまり、1年後には2,000万円に200万円を加えた、2,200万円を借りていることになります。困ったことに、何も返さなければ、次の年はもとの2,000万円ではなく、この金額をもとに利息が計算されます。したがって、2年目の利息は次のようになります。

利息=元金⋅利率100=22,000,000⋅10100=2,200,000

借りている金額も、利息も増えました。2年後には、大輝おじさんに 22,000,000 + 2,200,000 = 24,200,000 円を借りていることになります。次の利息は、この増えた金額をもとに計算されるので、利息はまた少し大きくなります。ここから複利という考え方が出てきます。複利とは、何回か利息がついたあと、つまり毎年新しい利息が加わっていった何年かのあとに、余分に払うことになる金額のことです。

関連リンク

章: 利息, 複利, インフレ, 月ごとの利息, 住宅ローンの利息の計算のしかた