月ごとの利息
実際には、銀行が年利を示しながら、利息を月ごとにつけることがよくあります。月ごとの利率はどう計算すればよいでしょうか。
アース銀行の普通預金
アース銀行は、年2%の利息がつく、最高クラスの普通預金があることを自慢しています。年利を示しているのに、利息は毎月つけるので、1年で利息が全部で12回つきます。月ごとの利率はどれだけでしょうか。つまり、毎月いくらの利息がつくのでしょうか。
公式は、複利の公式から導けます。まず、ちょうど1年後に口座にいくらあるかを計算します。口座に10万円を預けたとしましょう。すると、1年後には2%増えて、次のようになります。
1年後には口座に102,000円あり、2,000円増えました。複利の公式から、次の式が成り立つはずです。
ここで、j0 は最初に預けた金額、d は利率、t はその金額に利息がついた回数です。この式でわからないのは d です。わかっているのは年利だけで、求めたいのは月ごとの利率なのです。利息は全部で12回ついたので、t = 12 です。また、jt が102,000に等しいこともわかっています。1年後に102,000円たまることは、年利からすでに計算しました。こうして、次の方程式が得られます。
(1 + d)12 の値は1.02に等しくなければなりません。1.02の12乗根を計算すれば、1 + d の値が得られます。12乗根はおよそ1.0016515813です。毎月0.0016515813の利率で利息をつけていけば、全体として複利で0.02増え、最終的な金額は102,000円になります。
章: 利息, 複利, インフレ, 月ごとの利息, 住宅ローンの利息の計算のしかた