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消費税の計算

消費税は、ふだん買うほとんどすべてのものの値段に含まれています。お店は支払いのときに消費税を受け取り、国と地方に納めます。日本の消費税率は2種類あり、標準税率が10%、軽減税率が8%です。軽減税率は、飲み物を含む食料品(酒類を除く)や、定期購読の新聞に使われます。ただし、同じ食べ物でも、レストランでの外食は10%です。電気代や車の修理代も10%です。

大事なのは、消費税が何をもとに計算されるかです。消費税はいつも税抜価格をもとに計算します。それ以外は、ふつうのパーセントの計算です。

税込価格

税抜30,000円の自転車がほしいとします。お店ではいくら払うことになるでしょうか。税抜価格に、その10%を足します。まず、消費税だけを計算します。

10100⋅30,000=3,000

これを税抜価格に足します。

30,000+3,000=33,000

自転車の代金は33,000円で、そのうち3,000円が税として納められます。

一度に計算することもできます。税抜価格を100%とし、10%を加えると、支払うのは税抜価格の100% + 10% = 110%です。どんな数でも、その110%は1.1をかければ簡単に求められます。

30,000⋅1.1=33,000

一般に、次の式が成り立ちます。

税込価格=税抜価格⋅1.1

軽減税率のときは、1.1のかわりに1.08をかけます。

税抜価格

今度は逆に考えます。値札に税込33,000円と書いてあり、そのうち税抜価格がいくらかを知りたいとします。単純に10%を引きたくなります。つまり、価格の90%を求めるのです。試してみましょう。

33,000⋅0.9=29,700

29,700円になりましたが、自転車の税抜価格は30,000円だとわかっています。ここが落とし穴です。

まちがいの原因は、10%は税込価格ではなく税抜価格をもとに計算するという点にあります。税込価格のほうが高いので、その10%は、価格に加えた税より大きくなってしまいます。

100%に10%が加わるが、110%の10%はもっと大きい

上の帯は、税抜価格(青)と加えた消費税(赤)を表しています。下の帯は同じ長さで、税込価格を表しますが、今度はこれを全体、つまり100%と考えます。その10%(オレンジ)は赤い消費税より長いので、引きすぎてしまったのです。

正しい方法は、税込価格を求めるときの逆です。税込価格は税抜価格の110%なので、かけるのではなく、1.1で割ります。

33,000÷1.1=30,000

一般には次のようになります。

税抜価格=税込価格1.1

価格に含まれる消費税は、引き算で求められます。

33,000−30,000=3,000

もう1つ、注目したい点があります。3,000円は税込価格のおよそ9.09%にすぎません。税率は10%でも、支払う価格の中で税が占める割合はそれより小さいのです。

軽減税率の例

買い物に行って、食料品に3,240円払いました。食料品(酒類を除く)には軽減税率8%がかかります。税抜ではいくらで、そのうち消費税はいくらでしょうか。

支払った3,240円は税抜価格の108%にあたるので、1.08で割ります。

3,240÷1.08=3,000

税抜では3,000円でした。消費税は2つの価格の差です。

3,240−3,000=240

この買い物のうち、240円が税として納められます。検算してみましょう。3,000の8%は 0.08 · 3000 = 240 です。合っています。

計算ツール

税抜価格はここで計算することもできます。税込価格と税率(10または8)を入力してください。

33,000円のうち、3,000円が消費税で、30,000円が税抜価格です。

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