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計算ツール:2元連立1次方程式

2元連立1次方程式は、同時に成り立つ2つの1次方程式の組です。両方の方程式を満たす x と y を求めます。計算ツールはクラメルの公式を使って、3つの行列式を計算し、それらの割り算で解を求めます。

方程式は ax + by = c の形、つまり未知数を左辺に、定数を右辺に書きます。方程式に y がないときは、その係数を0とします。例えば、方程式 x − y = −1 の場合に入力するのは a2 = 1、b2 = −1、c2 = −1 です。

1つ目の方程式 x + y =
2つ目の方程式 x + y =

行列式が0でないので、連立方程式はただ1組の解 x = −5 / (−5) = 1、y = −10 / (−5) = 2 をもちます。

計算のしくみ

クラメルの公式によると、解は次のとおりです。

x=DxD,y=DyD

ここで、3つの行列式は次の式で表されます。

D=a1b2−a2b1,Dx=c1b2−c2b1,Dy=a1c2−a2c1

最初に入力されている連立方程式は次のとおりです。

2x+3y=8x−y=−1

この連立方程式の行列式を計算します。D には未知数の係数を使います。Dx と Dy では、それぞれ x の係数の列と y の係数の列のかわりに右辺の数を入れます。

D=2⋅(−1)−1⋅3=−5

Dx=8⋅(−1)−(−1)⋅3=−5

Dy=2⋅(−1)−1⋅8=−10

最後に割り算をします。

x=−5−5=1,y=−10−5=2

検算すると 2 · 1 + 3 · 2 = 8、1 − 2 = −1 となり、正しいことがわかります。

D = 0 になると割り算ができないので、連立方程式は解が無数にあるか、解をもたないかのどちらかです。図形でいえば、2本の直線が一致する場合と、平行な場合にあたります。手で解くときは、ふつう代入法か加減法を使います。どちらも記事連立方程式で説明しています。

章: 計算ツール:2次方程式, 計算ツール:1次方程式, 計算ツール:2元連立1次方程式, 計算ツール:2点間の距離, 計算ツール:線分の中点, 計算ツール:2点を通る直線の方程式, 計算ツール:四捨五入, 計算ツール:指数表記(a × 10ⁿ の形), 計算ツール:帯分数と仮分数