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角錐の表面積

角錐は、ピラミッドのような形をした立体です。下には立体を支える底面があり、そのまわりにいくつかの三角形の側面があります。底面は多角形です。角錐がどんな形か、見てみましょう。

正四角錐

これは正四角錐です。底面が正多角形なので「正」、底面が四角形なので「四角錐」といいます。この図では底面は正方形です(斜めから見た図なので、少し想像力をはたらかせて正方形だと思ってください😆)。底面が四角形なので、側面は4つの三角形です。角錐の表面積は、底面積と側面積を求めて計算します。まず底面積から求めましょう。

底面は正方形なので、正方形の面積の公式を使います。

S◻=a2

ここまでは簡単です。次は少し手間のかかる部分、三角形の側面の面積です。側面 ABF の面積を求めてみましょう。

側面 ABF は三角形で、しかも二等辺三角形です。

二等辺三角形の面積を求めるには、三角形の高さが必要です。ここで必要なのは角錐の高さではなく、側面の二等辺三角形の高さです。この高さ h がわかれば、二等辺三角形の面積は次の式で求められます。

S△=a⋅h2

これが正四角錐の側面1つ分の面積です。側面4つ分の面積は次のようになります。

S4△=4⋅a⋅h2=2⋅a⋅h

これで角錐全体の表面積を計算できます。底面積と側面積をたします。

S=S◻+S4△=a2+2⋅a⋅h

正 n 角錐の表面積

角錐はもちろん四角錐とは限りません。例えば、六角錐もあります。

このような角錐の表面積はどう求めればよいでしょうか。側面1つ分の面積は、これまでと同じ式で求めます。

S△=a⋅h2

ただし、側面は4つではなく6つあるので、この面積を6倍します。n 角錐なら n 倍します。

Sn△=n⋅a⋅h2

底面積は、正 n 角形の面積の公式で求めます。

Sn⋄=n⋅a⋅r2

ここで、a は辺の長さ、r は正多角形の中心から辺までの距離です。公式全体は次のようになります。

S=n⋅a⋅h2+n⋅a⋅r2

これをまとめると、次の式になります。

S=n⋅(a⋅h+a⋅r2)

さらに、次のように簡単にできます。

S=n⋅a⋅h+r2

章: 正方形の面積, 長方形の面積, 円の面積, おうぎ形, 台形の面積, 平行四辺形の面積, ひし形の面積, 正多角形の面積, 球の表面積, 立方体の表面積, 直方体の表面積, 円柱の表面積, 円錐の表面積, 角錐の表面積