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複2次方程式

複2次方程式とは、たとえば方程式 3x4 + 7x2 + 5 = 0 のようなものです。一般に、同値変形によって次の形に直せる方程式を複2次方程式といいます。

ax4+bx2+c=0

ここで a、b、c は実数で、係数 a は0ではありません。この方程式は2次方程式に少し似ていますが、指数がそれぞれ2倍になっています。このような方程式はどう解けばよいでしょうか。ちょっとした工夫で、2次方程式に直してしまうのです。その工夫を置き換えといいます。t = x2 とおき、元の方程式で x2 があったところをすべて t に書きかえます。例として、次の複2次方程式を考えましょう。

x4−2x2−15=0

x2 をすべて t に置き換えます。このとき、x4 は実は x2 · x2 なので、x4 = t2 になることを忘れないようにしましょう。

t2−2t−15=0

これで、なぜ置き換えをしたのかがわかります。ふつうの2次方程式になったからです。この方程式は、たとえば判別式を計算したり、平方完成を使ったりして解けます。判別式は次のようになります。

D=b2−4ac=(−2)2−4⋅1⋅(−15)=64

したがって、方程式の解は次のとおりです。

t1,2=−b±D2a=2±642=2±82

方程式の解は2つです。

t1=5,t2=−3

これで2次方程式 t2 − 2t − 15 = 0 の解がわかりました。残るのは、元の複2次方程式の解を求めることです。t が5かマイナス3のときに方程式が成り立つことはわかっています。しかし、知りたいのは t ではなく x の値です。置き換えで t = x2 とおいたので、次の方程式を解けば

x2=5とx2=−3

元の方程式の x の解が得られます。1つ目の方程式は簡単です。x2 = 5 なら、

x1=5,x2=−5

です。2つ目の方程式は少し複雑です。x2 = −3 は実数の範囲では解をもたないので、解は複素数の範囲で探す必要があります。実数の範囲の解だけを求めるなら、元の複2次方程式の実数解は x1=5 と x2=−5 の2つだといえます。